花咲人（はなさきびと）

今年は丑年。

新年にふさわしいメールが届きました。

いよいよ２００９年の始まりで！
思えば、昨年はすごい年でした。
「冬の山岳」そのままでしたね。
易学にこの年をして、「軽き（者）を近づけず」とあります。
全くその通りで、考え方が定まらない人、無計画な人にとっては厳しい年でした。
又、その一年前の２００７年は大地の年、根のあるものは育て、根のないものは腐らせるという作用が強くなり、多くの不正表示、賞味期限のごまかし偽者が次々と暴かれました。
圧巻は社会保険庁の記録がなかったことや、職員の犯罪、そして何と言ってもサブプライムローンのでたらめさが暴かれた事がその極致でしょう。
不思議の事に何年も続けてきた不正がこの一年で一気に噴出しました。まさに根のないものは腐らせるという大地の作用です。

今年は己丑（つちのとうし）、肥沃な田土といいます。
己（つちのと）は土性、丑（うし）も土性の質。

土性は引力、引き寄せる力を表します。
引力は物事を結びつけます。
平和の条約、契約を結ぶところに天が味方し、自国、自己の利益を優先するところには天が味方しないでしょう。
また、丑は鬼門であり、日本という国の新しい幕開けの前触れの年でもあります。
今年開運する人はどういう人でしょう。
引力のある人。
なにか魅力のある人、引き付けられる人徳のある人、人間性豊かな人、そんな人が開運します。

新しい世界が、今始まろうとしています！
世相に流され右往左往する人に巻き込まれない事！
あなたの目標をしっかり立て、地道に種をまくと、重いもしない幸運を引き寄せる事ができる年だからです。
畑は種を蒔かないと実りある畑にはなりません。
蒔けば、今年ぐらいにいい年はありません。
今年後半になると、来年の（かなえのとら）の影響でさらに春の様相が強くなりますからなお更です。
また、今年は、土の中にあったものが表面に出てくるので、良い事も悪い事も表に出てきます。


最後にこの言葉を二宮尊徳の言葉を贈ります。
「道徳なき経済は犯罪であり、経済なき道徳は寝言である。」

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世界はとても速いスピードで変わろうとしています。

昨年が自分にとってよくなかった人も、良かった人も、それは全て、今年・未来への布石として必要な事だったと思うのです。

『自国、自己の利益を優先するところには天が味方しないでしょう。』という一文には、大きく納得します。

起きてくる事全てに、「必要必然ベスト」と感謝して、今年も、自分を信じて、大きく前進していきます！